【プレスリリース】 2026年5月12日
Black Sesame Technologies + FUTU-RE

【プレスリリース】 2026年5月12日
Black Sesame Technologies + FUTU-RE

世界の自動運転SoC市場をリードするBlack Sesame Technologiesと日本の気鋭スタートアップFUTU-RE、日本市場での協業に向けて基本合意

〜まずは日本企業の「中国市場向け車両」向け次世代SoCの実装支援およびテストマーケティングから着手〜

次世代モビリティおよび自動運転システムの開発・支援を手掛ける株式会社FUTU-RE(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:早川剛史、以下 FUTU-RE)と、AIコンピューティングプラットフォームに特化したBlack Sesame Technologies(黒芝麻智能、本社:中国・武漢、香港上場:2533.HK)は、日本市場における協業に向けた基本合意を締結しました。 本合意にもとづき、両者はまず中国市場で豊富な量産実績を持つBlack Sesame Technologiesの最先端SoCについて、日本の自動車メーカーおよびTier1サプライヤーが開発する「中国市場向け車両」への実装支援から着手します。将来的には、自動化・無人化、ロボティクス分野など、SoCを必要とする幅広い領域での協業可能性を探っていきます。

■世界の自動運転SoC市場をリードするBlack Sesame Technologies

世界の自動運転およびロボティクス化の開発において、AI処理用SoCの性能が競争力の要となっています。Black Sesame Technologiesは、低消費電力で高度な画像処理とAI演算を実現する独自のSoCを開発し、世界最大の中国EV市場においてトップクラスの採用実績を誇ります。2024年8月には香港市場への上場を果たすなど、グローバル市場において強力なプレゼンスを発揮しています。 Black Sesame Technologies は自社の高性能SoCの応用範囲を自動運転にとどまらず、需要が急増するL2+以上の先進運転支援システム(ADAS)から、現在中国が世界をリードしているロボティクス分野、さらには高度な自動化が求められる産業全般にまで広げています。日本市場においては、次世代産業の育成やグローバル市場に挑むスタートアップの支援も戦略の柱の一つと位置づけています。

■日本市場での具体的な取り組み

現在、世界的に半導体価格が高騰する中、コストパフォーマンスに優れた高性能SoCの安定的かつ迅速な調達は、日本企業の競争力を左右する喫緊の課題となっています。両社はまず、潜在的顧客や協業先との面談・調査を実施し、中国製半導体の日本ビジネス参入の可能性を中心に検討を推進しています。 初期段階において、日本の自動車関連企業が開発する「中国市場向け車両」に対するSoCの実装検証およびテストマーケティングから着手します。中国EV市場でのノウハウを持つBlack Sesame Technologies の技術と、グローバルな開発知見を持つFUTU-REのエンジニアリングを掛け合わせ、日本企業の中国展開を後押しします。対象分野は自動車にとどまらず、無人スーパー、無人販売車、ロボットなど、SoCが必要とする幅広い業界へ視野を広げています。

■米国政府の認可取得によるBCP懸念の払拭

今後のグローバル展開及び日本の産業への強力な布石として、Black Sesame Technologies が開発する次世代の高性能SoC「Huashan A2000」は、米国商務省(U.S. Department of Commerce)による厳格な審査をクリアし、グローバルでの販売および適用の正式な認可を取得しました。 現在、世界の産業において地政学的リスクに伴う半導体のサプライチェーン分断が懸念されていますが、A2000が米国の安全保障・輸出管理上のクリアランスを正式に得ていることは、日本企業が最も重視するBCP(事業継続計画)上のリスクや地政学的な問題を払拭し、日本の顧客が求める高いレベルの安心と、厳格な生産・品質基準を満たすための極めて重要な要素となります。加えて、自動車向けにおいては最高レベルの機能安全規格である「ISO 26262 ASIL-D」にも準拠しており、コンプライアンスと安全性の両面でグローバル水準を完全に満たしています。

■ FUTU-REに専任事業部を設置

FUTU-REは本合意を強力かつ迅速に推進するため、新たに既存事業とは別に、Black Sesame Technologies 製品の展開と技術支援に特化した「独立した専用事業部」を設立します。

■会社概要

【Black Sesame Technologies(黒芝麻智能)について】

2016年設立。AIコンピューティングプラットフォームに特化した有力な企業です。スマートカー向けコンピューティングチップの分野において、「華山(Huashan)」シリーズ(自動運転システム向け)と「武当(Wudang)」シリーズ(クロスドメインコンピューティング向け)を展開しています。独自に開発したIPコア、アルゴリズム、サポートソフトウェアをベースに、SoCならびにSoCベースのソリューションを通じて、フルスタック型の自動運転ソリューションを提供しています。中国EV市場において豊富な量産実績を持ち、2024年8月に香港証券取引所メインボードへ上場(株式コード:2533.HK)しました。2025年には事業領域をエンボディッドAI(具身智能)へ拡大し、ロボット商業化に向けたコンピューティングプラットフォーム「SesameX」を発表しています。

  • 本社所在地: 中国・武漢(上海、シリコンバレー等にグローバル拠点)
  • 代表者: 創業者兼CEO Johnson Shan
  • URL: https://www.blacksesame.com/

【株式会社FUTU-REについて】

2014年設立。自動運転関連のソフトウェア開発、制御エンジニアリング、システムインテグレーションにおいて高度な専門性を持つテクノロジーカンパニーです。大手自動車メーカーや研究機関の自動運転プロジェクト支援から、次世代モビリティの自社開発まで幅広く手掛けています。欧州や中国にも関連拠点を持ち、国際色豊かなエンジニアチームが最先端のモビリティ社会の実現を目指しています。

  • 本社所在地: 愛知県名古屋市(オランダ・中国等にグローバル拠点)
    (with global bases in the Netherlands, China, etc.)
  • 代表取締役: 早川 剛史
  • URL: https://futu-re.co.jp/

【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社FUTU-RE 広報担当
Email: info.future.yhmbh@futu-re.co.jp
TEL: +81(0)52-734-8005

【メディア様向け参考情報:Huashan A2000の米国認可について】

Black Sesame Technologies の次世代SoC「Huashan A2000」の米国商務省および国防総省による審査通過(2026年1月報道)に関するエビデンスとして、以下のグローバルメディアの報道をご参照いただけます。

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