沖縄研究所をリードするシニアエンジニア土屋査大が2023年5月26日に横浜パシフィコで開催された学会2023年春季大会 (jsae.or.jp)に参加し発表を行いました。
■発表内容
「高度自動運転を構成する基盤技術I -未来の向こう側のクルマを目指して」内 「低速車両における経路追従制御」
当社の発表内容は、聴衆の興味を引きつけ、その後もたくさんの質問応答もあり盛況となりました。 沖縄研究所では、高齢者やその他移動に不便を感じる人のための、低速で自動走行するシニアカーや車イスの開発に取り組んでいます。目指すのは快適な乗り心地。 今回発表した研究では、車両を自動走行させる際,乗り心地を最適にする旋回経路の取 り方について理論的に検証しました。 具体的に示すと、一定速度のみでなく加減速時も含めて、慣性力変化が最小になる旋回経路と速度プロファイルを算出しました。 今回の理論的な検証手法が乗り心地改善にどの程度有効か? 開発中のシニアカーそして発表タイトルにもある経路追従法において、実車試験で検証していく予定です!今後の研究レポートにご期待ください!